唐紙製作 株式会社 小泉襖紙加工所

唐紙とは

唐紙はその名の通り、平安時代に中国の唐から伝来しました。当時、唐紙は上流貴族の間で和歌や手紙を書く料紙として使われてきました。唐紙は字をきれいに見せる紙として浸透していきました。安土桃山時代ごろから襖としての使用が盛んになり江戸時代には町方庶民にも浸しまれ、今でも襖壁紙として室内装飾に幅広く用いられてます。

弊社の唐紙の特徴は刷毛で紙を染める『具引き』グラデーションに染める『ぼかし上げ』版木で模様を写し取る『版木押し』型紙を使って模様を写し取る『更紗』、また金銀の箔を使った『箔押し』など、多彩な技が特徴です。

小泉襖紙加工所の歴史(唐源)

嘉永年間に日本橋通り3丁目に創業した唐紙屋、唐七の初代小泉七五郎から始まっています。唐源を創立した小泉源次郎は七五郎の長女うめと夫次郎の長男として日本橋で生まれました。源次郎が生まれたときすでに父次郎は没してしまいましたので、祖父七五郎に育てられました。

明治25年に源次郎が独立し日本橋に唐源を創立し、昭和2年に湯島に移転しました。昭和13年に源次郎が没し、その後長男小泉哲が唐源として活動してきました。

昭和40年に法人化し株式会社小泉襖紙加工所となりました。
平成25年に小泉哲が没し長男小泉幸雄が株式会社小泉襖紙加工所を継ぎ、平成28年埼玉県八潮市に移転、幸雄の子息 雅行、哲推の三人で唐紙の製作を行っています。

 伝統工芸士 小泉幸雄 

経歴

  • 平成12年経済産業大臣認定伝統工芸士
  • 平成14年東京都認定伝統工芸士
  • 平成14年文京区技能名匠者
  • 平成25年東京マイスター認定
  • 平成29年国選定保存技能保持者認定
  • 令和元年旭日双光章叙勲



実績

  • 浜離宮【松の茶屋】
  • 長崎県【出島】
  • 俵屋宗達【風神雷神図屏風】
  • 上杉謙信美術館【洛中洛外屏風】
  • 富山県【勝興寺】


唐紙の材料と道具

鳥の子紙(とりのこし)は唐紙襖でよく使われる紙です。その歴史は古く、平安時代に斐紙(ひし)と呼ばれた雁皮紙が南北朝時代に鳥の子紙と呼ばれるようになりました。文安元年(1444年)成立の「下学習」では、「紙の色 鳥の卵の如し 故に鳥の子というなり」と説明されております。当時、鳥の子紙は詠草料紙(えいそうりょうし)や写経用紙に用いられていました。唐紙は詠草料紙の技法なので、鳥の子紙を使用してたと考えられます。

水干(すいひ)は日本画で良く使われる顔料の一種です。天然の土、または胡粉や白土に染料で色を付けて作ります。伸びが良く唐紙との相性がとても良いです。

雲母(きら)は唐紙で良く使われる顔料の一種です。独自の光沢があり、上品に輝きます。

胡粉(ごふん)はホタテや牡蠣の殻を焼いて粉末にしたものです。白の絵の具として使いますが、また水干(すいひ)と混ぜて、多彩な色を出すために使います。

布海苔(ふのり)は海藻の一種で、絵の具の接着剤として用いられます。
一晩水に浸し、ゆっくり30分程煮て、丁寧に濾して不純物を取り除いて糊になります。

唐紙の版木は手で摺るために彫りが深いのが特徴です。本来唐紙の版木は47×30㎝くらいのものが主流でしたが、東京の唐紙の版木は関東大震災と戦災で焼失し、幅が90cm以上のものに彫りなおした点がが大きな特徴です。珍しい版木として、切り餅という物もあります。小さな版木組み合わせることにより、様々なデザインを生み出すせます。

篩(ふるい)は唐紙独特の道具です。まげわっぱの職人にわっぱの部分の製作を依頼し、持ち手は自分達で付けます。布に関しては、寒冷紗、又は絽(絹織物の一種、ろ)使います。

刷毛は唐紙制作にとってとても大切な道具です。大小様々あります。具引き、水引、糊、丁字など用途によって使い分けます。

唐紙の作り方(版木摺り)

接着剤として使う布海苔を煮ます。水に一晩漬けた後、焦がさないように弱火でかき回しながら2~30分じっくり煮ます。完全に溶けたら丁寧に濾して不純物を取り除きます。

絵具作りは、雲母や胡粉、水干で調色し布海苔と水を混ぜて調整します。布海苔は一定の濃度で作るのが難しく。また湿度や使う紙によっても調合のバランスを変える必要があるので経験がものをいう作業です。

篩(ふるい)に刷毛で絵具を塗り、その篩で版木に絵具を置くように移します。紙を版木に置き、手で摺ります。バレンを使わずに手で摺ることで、紙にすり込むのでなく乗るような仕上がりになります。

作業風景

刷毛によるぼかし上げ(グラデーション)をしてそこに版木で模様を摺る。簡単なようで、経験がものをいう技術です。

施工例

柄の特徴

弊社の柄の多くは「琳派」に由来するものが多くあります。「琳派」とは桃山時代後期から始まった美術、工芸の流派、本阿弥光悦(楽焼白片身変茶碗)と俵屋宗達(風神雷神図屏風)が創始し、尾形光琳(紅梅白梅図屏風)・乾山(銹絵染付金彩絵替土器皿)兄弟らよって発展した流派です。またその他の伝統的なデザイン、お客様のニーズあわせた幅広い柄をご用意しています。

絵葉書

唐紙襖の技法を凝縮して作られた絵葉書です。刷毛によるグラデーション、襖でよく用いられる模様を縮小して伝統的な技法で加工しました。

唐紙襖を身近に感じていただきたいと思い、唐紙襖の柄をそのまま再現した絵葉書です。

小泉襖紙加工所の人気の柄を集めてしおりを作りました。伝統的な模様を身近に使ってもらえるように考えて作ってます。

唐紙襖でよく使われる鳥の子紙を採用し、唐紙襖の技法で作られています。

ぽち袋

人気の柄を集めて作ったポチ袋です。鳥の子紙を使用しまして更紗の型紙を使い、1枚ずつ職人が丁寧に摺っています。

お年玉のほか、お礼、ご祝儀にお使いいただくと、受け取られた方にも大変喜ばれるのではないでしょうか。

名刺カード

人気の柄を集めて作った名刺カードで、鳥の子紙を使用しています。プレゼントなどに一言添えるメッセージカードとしてもお使いいただけます。

家庭用のインクジェットプリンターでの印刷もできますので、オリジナルの名刺が簡単に作ることができます。

ご挨拶

小泉襖紙加工所は創業以来、襖を作り続けてきました。幸いにも長く愛用下さるお客様も多く、私どもも襖の製造に励むことができております。
襖の需要は減少傾向にありますが、近年は和紙の良さが再認識されるようになり、新たな可能性を模索しております。現代の好みに合った商品開発を行い、襖の伝統や技術の継承を行っていきたいと思います。

販売場所(きりまる和紙店商品)

  • 楽天市場 きりまる和紙店(弊社直営店)

https://koizumifusumagami.jimdosite.com/

  • 東急ハンズ 渋谷店

住所 東京都渋谷区宇田川町12-18
 https://shibuya.tokyu-hands.co.jp/ 

  • 東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店

住所 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン10階
 https://shibuya-sq.tokyu-hands.co.jp/ 

  • 東急ハンズ柏店

千葉県柏市末広町1-1柏高島屋ステーションモール S館専門店7・8F

https://kashiwa.tokyu-hands.co.jp/

  • はかり屋

埼玉県越谷市越ヶ谷本町8-8
https://hakari-ya.jp/
 

  • NiddyNoddy

神奈川県横浜市南区中島町4丁目82
http://niddy-noddy.jp/


  • Cülier(クーリエ)

宮城県仙台市泉区泉中央1-4-1 SELVA4F
https://culier.jp/

  • ハンドメイドハウスOhana

宮城県仙台市青葉区上杉6-1-12
http://handmade-ohana.com/


  • 手作り雑貨・レンタルBOX りある

住所 福島県郡山市虎丸町8-10 パッション虎丸1F
http://riaru122.blog.fc2.com/

  • ハンドメイド委託販売店―湘南寒川町レンタルボックス『パンドラのはこ』

神奈川県高座郡寒川町中瀬3-9 リトルウッド湘南
https://www.pando-ra.com/

  • 手作り雑貨&レンタルボックス オレンジジャム

住所 福岡市城南区鳥飼5-1-11UMIBEビル1F
http://jamyome.com/index.html

  •  ハンドメイド雑貨店shabby chic pink(シャビーシックピンク) 

 大分市賀来南1-9-1藤崎建築デザインオフィス2階
https://ameblo.jp/shabbychicpink/


  • ハンドメイド雑貨のお店piece

住所  沖縄県那覇市寄宮2-6-10
https://rentalbox.piece-okinawa.com/

襖紙の製造について


弊社では、襖紙の受注生産を承っております。

刷毛による色具引き又はぼかし上げ、吹き付けによる染紙

版木、型紙、孔版印刷による柄付け加工
金銀箔押し それらの技術を使った紋付

多彩な技術で襖紙加工を行っております。お気軽にお問い合わせください。


卸売り


弊社の商品は全商品卸売り対応しております。お気軽にお問い合わせ下さい。

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